◆本の概要◆
 株式会社東京ニュース通信社から出版されたムックの第二弾。芸人同士の人間模様に焦点を当て、対談からその関係を紐解く。全編対談で構成されているのが特徴。
 ちなみに第一弾はこちら↓


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◆感想◆

 実は私がこの本を買った一番の理由はEXITの巻頭大特集…の中にある相席スタート・山添さんのインタビューで、他の対談に対しては「この中では一番好きなEXITが巻頭大特集な時点で買って損はないし、他にこれと言った推しはいないけど、まあそれなりに楽しめるだろう」位の気持ちだったのですが、どっこい全編面白かったです。なんなら、EXIT以外の芸人さん達の対談の方が面白かったかも…。

 それは多分、私にとっては「知ってる!」と「知らなかった!」のバランスが良かったのだと思います。
 対談をしている芸人さんは大体皆様TVで見た事がある方々なのですが、対談の組み合わせは意外性があって新鮮でした。例えばこれが「霜降り明星×ハナコ」とか「シソンヌ×チョコレートプラネット」とか「さらば青春の光×ニューヨーク」とかだったら、期待通りに面白いでしょうけれど、組み合わせとしては少しありきたりで、新鮮味はなかったかも知れません。

 ある程度有名な芸人さん達だからこそ、私の様なミーハー読者がついて行けなくなるほどマニアックになる事はなく、なおかつ対談の組み合わせに意外性を持たせる事で、TVではなかなか見聞きできない話を読める刺激と楽しさもある、という物凄くちょうど良い塩梅だなと思いました。

 それと、対談となると「お互いについてどう思っているか」という質問も当然されるので、最近テレビでもよく見かける「芸人が芸人を語る」という要素もあって楽しかったです。

◆一言感想◆
・EXIT

別個で記事があります。こちら

・かまいたち×ミルクボーイ
 M-1くくりで番組に呼ばれているのは何度か見かけた気がしますが、特に親しいイメージは無かったのでM-1以前の関係の話は面白かったです。
 他はTVの話と漫才の話という感じでした。「関西の番組はみんな芸人なのに、関東は俳優からアイドルまで色んな人がいるので全然違う」という話は、以前何かのムックのインタビューで霜降り明星もしていましたね。関西の芸人さんはみんなそこで苦労するんだなと思いました。
 あと、芸人さんがいかにダウンタウン松本さんに対して畏敬の念を抱いているかという事の片鱗を感じました。

・三四郎×さらば青春の光
 大ざっぱにくくると、二組の出会いと関係、有吉の壁、ラジオの話をしていました。
 「有吉の壁はあまり作り込まず、いい意味で粗めの方が有吉さんにはちょうどいい感じがする(by.森田さん)」(要約)が、たしかにな~と思いました。

・アルコ&ピース×パンサー
 ここが仲良いのが一番意外でした!!
 私、パンサーのネタは1、2個しか見た事がないのですが、平子さんがめちゃくちゃ褒めてらしたので探して見てみたいなと思いました。それにしても、有吉の壁のパンサー色んな人にめちゃくちゃ褒められますよね!確かに面白いけど、あえてこんなに褒められるのは、3人一緒に活躍してるっていうのが大きいのですね。
 尾形さんが張り切って頑張るとツッコミが多くなるって、春日さんと一緒で笑った。

 「Youtube」のなどのネットの新メディア、「第7世代」の様な世代分けなどに対する皆さんのスタンスについて語っている所が面白かったです。

 それにしても、同じ世代で好きなように番組をやりたいというのは、全芸人さんの夢なんですかねぇ…。

・シソンヌ×アキナ
 ここからの3組、「シソンヌ×チョコプラ」「アキナ×アインシュタイン」「尼神インター×ミキ」じゃない所がこのムックの良い所ですよね!
 というかこの二組、ユニットライブしてたんだ…。
 色々興味深い話はあったのですが、アキナがとりつかれている100均の伊達メガネの話と、シソンヌがお笑い二刀流で披露した漫才がなぜあのような事になったかの裏話がシンプルに面白かったです 笑

・チョコレートプラネット×ミキ
 ミキ…というか昴生さんのお陰だと思うのですが、ここの対談は全体的にテンション高めで読んでて楽しかったです^^ほのぼのNo,1でした。
 同じ吉本でも、関西と関東で薄~い壁があるという話が面白い。あと、そこから雪解けする感じも味わい深い。
 「チョコプラは配信ライブのチケットがあまり売れない」という話が出ていましたが、そう言えば相席スタートとの差しライブのチケットもチョコプラよりダイタクの方が売れてたらしいですね…。固定ファンがいないと言うより、ネタを始めとした「創作物」の固定ファンは沢山いるけれど、長田さんと松尾さんという「芸人さん本体」が好きな人が少ないという事なのでは…だからネタをしっかり見れる訳じゃないコーナーライブが弱いんじゃないかなぁ…とか。でもラジオはやれてるし…不思議な現象ですね。
  昴生さんが意外とアップルウォッチ。

・尼神インター×アインシュタイン
 仲がいいと言われてそこまで意外ではないけれど、かと言ってあまり見かけない(うちガヤくらい?)組み合わせだと思いました。昔馴染で仲が良い雰囲気が紙面から伝わってきてほっこり…。
 誠子さんが東京をエンジョイしてる様が微笑ましかったです。渚さんと稲田さんは優しいくて穏やかな方だな~と思ったし、河井さんは何か受け答えがカッコ良いのが妙に面白かった 笑
 大阪時代の誠子さんが舞台で大暴れ(ボケまくったという意味で)した話は、凄いな~そんなに自ら体を張る女芸人さんは、TVでは見られないだろうな~その気合は本当に凄いな~と、生で体感したい気持ちが沸きました。

・ぺこぱ×ハナコ
 漫才師とコント師。事務所が違う東京芸人さんの出会いや関係性の話で大体「K-PROライブで一緒だったよね?」って話が出ます…K-PROライブ凄い…。
 素の時の松陰寺さんが親戚のおじさんみたいで好きというハナコがかわいらしかったです 笑
 あと、秋山さんのぺこぱ評にお笑いに対する視野の広さを、10年後になっていたい姿にコントへの情熱を感じました。さすがコント村の一員…。

 最後の質問が「このメンバーでやってみたいことがあればお聞かせください」からの「例えば、2組での冠番組と言った願望は?」だったのですが、松陰寺さんの余韻の残る一言で終わっていたのが印象的でした。

◆余談◆
 全体的に写真がカッコいいのですが、中でもP.49の「三四郎×さらば青春の光」と、P.75の「チョコレートプラネット×ミキ」は推しじゃないのにクリアファイルがあったらちょっと欲しいかも…というくらい良いお写真でした。

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 では、また次の感想文で。

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